2016年11月16日からスタートしたSBSドラマ『青い海の伝説』は、韓流スターのイ・ミンホとチョン・ジヒョンが主演であることが大きな話題を呼んでいる、今最も注目されている作品です。
このドラマは韓国初の野談集(民間に口語で伝えられてきた歴史的な事件や人物に関する話のこと)である『於于野譚(オウヤダム)』の人魚の話をモチーフにして作られたファンタジーロマンスです。
人生で1度だけ愛することのできる人魚が人間に恋をして、繰り広げられるエピソードが描かれています。
ドラマはイ・ミンホ(過去の登場人物はタムリョン、現在の登場人物はジュンジェ)とチョン・ジヒョン(過去の登場人物はセファ、現在の登場人物はシムチョン)の奇妙な縁を前世と現世を交差しながらストーリーが展開されます。
時にはコミカルに、また切なく描かれる2人の愛のストーリーは韓国を越えて、全世界の韓国ドラマファンから関心が集まっています。
今回はドラマ『青い海の伝説』の撮影地をご紹介します。
ドラマ 『青い海の伝説』を見る前にここはチェック!『青い海の伝説』はファンタジードラマで、2つのポイントを理解してから見るとさらに楽しめます。1つ目は、人魚には人間との身体接触によってある特定の記憶を消すことのできる超能力があること。2つ目は、過去(朝鮮時代)に登場する人魚と現代に登場する人魚が違うこと。しかし、ストーリーの展開を見た時に現在の人間関係が前世と関連していることが推測できるでしょう。
過去のストーリーおよび主要撮影地
タムリョンとセファが再会した場所「抱川アートバレー」
第2話で登場する過去のシーンでタムリョンとセファは灯籠が飛ばされる日に会う約束をし、ある湖で再会しました。透明なエメラルド色をした湖と奇岩絶壁が壮大な景色を作り出しているこの場所は京畿道(キョンギド)抱川(ポチョン)にある抱川アートバレーにある天柱湖です。天柱湖は花崗岩を砕石しながらできた穴に湧き水や雨水が流れ込んでできた湖で1級水の水質を誇ります。ここは『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』の撮影も行われた場所です。
☞ 住所:京畿道 抱川市 新北面 アートバレー路 234
☞ 利用時間:3~10月 9:00~22:00(入場は20:00まで)/11~2月 9:00~21:00(入場は19:00まで)※月曜日は19:00まで(入場は18:00まで)
☞ 利用料金:入場料 大人 5,000ウォン、モノレール 大人往復4,500ウォン
☞ アクセス:抱川(ポチョン)市外バスターミナルから新邑7通∙抱川蓄協入口停留所まで徒歩約200m移動⇒87-1番バスに乗車⇒天柱寺停留所で下車⇒抱川アートバレーまで徒歩約300m
☞ ホームページ:http://www.artvalley.or.kr/art9/index.do(韓国語)
悪党に追われているセファをタムリョンが助けた場所「宝城茶畑 大韓茶園」
第4~5話で登場する過去のシーンは宝城(ポソン)にある大韓茶園(テハンダウォン)です。タムリョンに会うために陸地にやってきたセファは悪党達に捕まってしまいます。その時、タムリョンが白馬に乗った王子のように現れてセファを救うシーンが撮影されました。
☞ 住所:全羅南道 宝城郡 宝城邑 緑茶路 763-67
☞ 利用時間:夏季(5月~8月)9:00~19:00/冬季(9月~4月)9:00~18:00
☞ 利用料金: 大人 4,000ウォン
☞ アクセス:宝城公用バスターミナルから農漁村バス(宝城-群鶴)に乗車⇒大韓茶園停留所で下車⇒茶畑まで徒歩約5分
☞ ホームページ:http://dhdawon.com/page/main.asp(韓国語)
現在のストーリーおよび主要撮影地
第1話でジュンジェ、ナムド(イ・ヒジュン)、テオ(シン・ウォンホ)が紹介されるシーンは、仁川広域市の松島(ソンド)にあるトライボウルで撮影されました。複合文化芸術施設であるトライボウルは独特な形をした建物が水の上に浮かんでいるように見えます。ここは2014年仁川アジア競技大会の広報映像やK-POP歌手のミュージックビデオの撮影場所としても有名です。
☞ 住所:仁川広域市 延寿区 仁川タワー大路 250
☞ アクセス:仁川地下鉄絵1号線「セントラルパーク駅」4番出口から徒歩約3分 ※トライボウルは公演および展示を観覧することのできる施設で、プログラムによって利用時間および利用料金が異なります
☞ ホームページ:http://www.tribowl.kr/(韓・英)
ジュンジェとシムチョンがショッピングをした場所「スターフィールド河南」
第1話でジュンジェとシムチョンが初めて一緒にショッピングをするシーンがあります。ドラマでは2人はスペイン滞在中にショッピングをしていますが、実はこのシーンが撮影された場所は2016年9月に京畿道(キョンギド)河南(ハナム)市に新しくオープンした「スターフィールド河南」です。まるで海外にあるショッピングモールのように見えますが、実際の撮影地は韓国最大規模のショッピングモールであるスターフィールド河南で行われました。
☞ 住所:京畿道 河南市 渼沙大路 750
☞ 利用時間:10:00~22:00 ※入店店舗によって異なります
☞ アクセス: ・地下鉄2号線「蚕室(チャムシル)駅」7番出口から直行バス(9302番)に乗車⇒スターフィールド河南駐車場停留所で下車 ・地下鉄2号線、新盆唐線「江南(カンナム)駅」1番出口から直行バス(9303番)に乗車⇒スターフィールド河南駐車場停留所で下車 ・京義・中央線「八堂(パルダン)駅」1番出口からマウルバス(50番)に乗車⇒スターフィールド河南停留所で下車
☞ ホームページ:https://www.starfield.co.kr/(日本語あり)
ジュンジェとシムチョンの再開場所「 アクアプラネット(麗水)」
第3話でスペインから戻ってきたジュンジェは自分の誕生日に水族館を訪れます。ジュンジェにとって63スクェアは幼い頃、誕生日になると母親と一緒に訪れていた思い出の場所です。ここでジュンジェとシムチョンが再会します。そのシーンが撮影されたのはアクアプラネット63であると思われていますが、実際の撮影場所は全羅南道(チョルラナムド)麗水(ヨス)にあるアクアプラネット(麗水)です。ジュンジェとシムチョンの再開のシーンはオーシャンライフメイン水槽の前、ジュンジェとシムチョンが手をとって走るシーンは360度ドーム水槽の前で撮影されました。
☞ 住所:全羅南道 麗水市 梧桐島路 61-11
☞ アクセス:麗水エキスポ駅から徒歩約15分
☞ 利用時間:10:00~19:00
☞ 利用料金(アクアリウム):大人 23,000ウォン
☞ ホームページ:http://www.aquaplanet.co.kr/yeosu/jp/index.jsp(日本語)
ジュンジェの母親との思い出の場所&シムチョンと花火大会を見た場所「汝矣島漢江公園」
第4話で登場する63スクエアと汝矣島(ヨイド)漢江公園は、ジュンジェとシムチョンが花火大会を見にやって来た場所です。ジュンジェにとって、ここも母親との思い出の場所のひとつ。ジュンジェがシムチョンに自分とどういう関係なのか問いただしますがシムチョンは応えようとしませんでした。このような一連のシーンはここで撮影されました。
☞ 住所:ソウル特別市 永登浦区 汝矣島路 330
☞ アクセス:地下鉄 5号線「汝矣ナル(ヨイナル)駅」3番出口から徒歩約2分
☞ ホームページ:http://hangang.seoul.go.kr/archives/3167(韓国語)
初雪の日に会う約束をした場所「Nソウルタワー」
ドラマで頻繁に登場するジュンジェの家はNソウルタワーがよく見える場所にあります。ジュンジェの家が登場するシーンではNソウルタワーもその背景に映っているのですぐに気がつくでしょう。第2~4話ではNソウルタワーは単純に背景シーンとしてだけ登場していましたが、第5~6話ではNソウルタワーでストーリー展開があります。ジュンジェとシムチョンがNソウルタワーで初雪の日に会う約束をしますが、シムチョンはNソウルタワーに向かう途中で交通事故に遭ってしまい、約束を守ることができなかったシーンが撮影されました。
☞ 住所:ソウル特別市 龍山区 南山公園キル 105
☞ 利用時間(展望台):月曜日~金曜日、日曜日 10:00~23:00, 土曜日10:00~24:00
☞ 利用料金(展望台):大人 10,000ウォン※大人 料金は満13歳以上
☞ アクセス:地下鉄3•4号線「忠武路(チュンムロ)駅」2番出口⇒02番南山循環バスに乗車⇒Nソウルタワー停留所で下車、そこから徒歩約5分
☞ ホームページ:http://www.nseoultower.com/(韓・英)
☞ アクセス 【ソウル⇒宝城】セントラルシティターミナル(湖南線)⇒宝城公用バスターミナル(料金:32,900ウォン/所要時間4時間40分)※1日1便(15:10)のみ運行 【ソウル⇒麗水】龍山駅⇒麗水エキスポ駅(料金:大人 47,200ウォン/所要時間約3時間)
☞ 抱川文化観光ホームページ: http://www.pocheon.go.kr/jpn/index.do(日本語)
☞ 宝城郡文化観光ホームページ: http://japan.boseong.go.kr/index.boseong(日本語)
☞ 仁川ツアーホームページ:http://jap-itour.incheon.go.kr/foreign/index.do(日本語)
☞ 麗水文化観光ホームページ:http://tour.yeosu.go.kr/jp(日本語)
☞ ソウル文化観光ホームページ:http://japanese.visitseoul.net/index(日本語)
☞ 『青い海の伝説』 公式ホームページ: http://program.sbs.co.kr/builder/programMainList.do?pgm_id=22000009983(韓国語)
☞ 韓国観光案内電話:+82-2-1330(日本語)
※上記の内容は2016年12月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。
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